メンターとは? 知っておくべき5つのポイント!

メンターとは? 知っておくべき5つのポイント!

メンターとは何か、知っておくべき5つのポイントを説明します。読者対象は、メンターについて知りたい人事担当者ですが、現場の方や経営者も参考になるでしょう。人材育成におけるメンターの重要性を解説しているからです。

なぜ、メンターについて知ることが重要なのか?

「メンターとはどのようなものだろうか?」と疑問を持たれたために、あなたはこちらのページをご覧になっていると思います。これから詳しくメンターについてご説明しますが、なぜその存在が気になったのでしょうか?

様々な理由があると思いますが、共通しているのは「人材育成を充実させたい」という点ではないでしょうか。特に、新人や若手はうまく育てないと早期離職されかねません。そういったことを防ぐ意味でも、メンターについて知ることはとても重要だといえます。

そこで、メンターとは何か詳しくご紹介していきましょう。

メンターとは何か、知っておくべきポイントは5つです!

それでは、メンターとは何か、知っておくべきポイントを説明します。ポイントは5つありますので、しっかりとすべてに目を通してください。

メンターの意味とは?

最初に、「メンターの意味」についてご説明します。というのも、すでにご存じの方が多いとは思いますが、「メンター」という言葉を最近になって初めて知ったなど、聞きなれていない方も決して少なくないと思われるからです。

「メンター」という言葉には、「良き指導者」「優れた助言者」「恩師」という意味があるそうです。つまり企業内においては、新人や若手社員の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指すと考えられます。

ちなみに、「メンター」から指導を受ける立場の人(新人や若手社員など)を「メンティ」と呼びますので、「メンター・メンティ」をセットで覚えておくのがお勧めです。

【参考】メンターの語源とは?

ギリシャ神話に登場する建物

ギリシャ神話に由来するそうです。オデュッセウスがトロイア戦争に出陣する際に、自身の子供であるテレマコスを託したのが、「メントール(Mentōr)」というすぐれた指導者であったことが由来なのだとか。 Mentōr は英語読みするとメンターになりますね。

メンターを置く目的とは?

企業内にメンターを置く目的は、新人や若手の人材育成です。まだまだ経験の浅い社員をより成長させて、今まで以上に仕事ができ、さらには会社を背負っていけるような人材に育てるこが狙いとなるでしょう。

では、なぜメンターなのかというと、研修やセミナーなど標準化された定期的な勉強会のようなものでは、必ずしも社員の成長を促せないからです。中には、正直いってあまりためにならないセミナーもあるのではないでしょうか。

ところが、メンターを置くことで日常的に指導が受けられるようになりますから、聞きたいときに必要なこと(技術面や精神面など各種の悩み)がすぐに聞けます。残念なことに、現状これができていない企業が多く、早期離職誘発の一因になっているのです。

このように、身近にメンターがいれば新人や若手にとって働きやすい職場となり、成長しやすい環境が整うといえるでしょう。

【参考】メンター制度とは?

メンター的な人を単に置くだけでなく、これを制度化している場合もあります。つまり「この人がメンターです」として任命された人が社内にいるわけですね。それを肩書として、名刺に書く場合もあるのではないでしょうか。

「弊社にはメンター制度があります」と胸を張って言うことで、人材募集の際に自社を選んでもらえることが少なくありません。メンターは人材確保の目的でもあるわけですね。

メンターの役割や仕事とは?

では、メンターに求められる役割や仕事とはどのようなものでしょうか。ここまでですでにお分かりだと思いますが、簡単に言うと「新人や若手を指導する」ということです。つまり、若いまだ未熟な社員の面倒を見るということになります。

もう少し具体的に何をするのか説明しますと、仕事内容など技術的な助言は当然ですが、精神面でのサポートを行う場合も多いです。つまり、単なる指導者という感じではなく、カウンセラー的な役割も担っていると考えられます。

会社員としての成長はもとより、人としての成長も促すことが、メンターに求められる役割であるといえるわけですね。常日頃から新人や若手を見守り、時には助け、時にはあえて厳しくするなど、本人を成長させる手助けが仕事だといえます。

メンターに必要なスキルとは?

メンターに必要なスキルは、「知識・経験・技術・説明力・対人能力」など多様な、そして意外と難しいものが要求されるのではないでしょうか。なぜなら、自身よりもかなり下の世代の若い社員を相手にして、しかも成長させるという目的があるからです。

仕事について教えるためには、その仕事に関する一定の知識や経験、場合によっては技術も必要です。教科書通りのことならマニュアルを読めば済みますが、携わってきたベテランだからこそ知り得たコツや要領、心構えを伝えることの方がより重要です。

また、このような内容を伝えるだけの説明力も必要です。具体的かつ論理的に説明することで初めて伝わります。つまり、単に話し好きということだけでは通用しません。察したり傾聴したりと、相手の心の動きを読むことも要求されます。

もちろん、相手のために動く行動力も必要です。したがってメンターを務める人物には、仕事の能力だけでなく対人能力も要求されるといえるでしょう。必要な何らかのスキルを敢えて一言でいうならば、それは「人間力」なのかもしれません。

メンター資格もあるようですが、必ずしも必要なわけではありません。

メンターの探し方とは?

ここまでのお話でメンターについてある程度ご理解いただけたと思いますが、メンターの資質を持った人はどこにいるんでしょうか? 探し方は簡単で、人物自体はごく身近にいます。そうです、先輩社員が最も適任だと思われます。

なぜなら、会社のことも新人や若手のことも知っているからです。単純には、面倒見の良い先輩が後輩を指導するということになります。しかし、実際のところ資質の問題があります。先ほどのスキルを持っている人でないとうまくいかないからです。

特に対人能力の高さについては、客観的な評価が難しい部分でしょう。そのような時は、弊社で取り扱っているEQPI検査を利用すれば、適任者を見つける判断基準になります。対人能力を数値化できるからです。低い場合には、鍛えることもできますよ。

検査を利用するかどうかは別にしても、仕事ができるだけでなく対人能力も高い人をメンターにすることが、重要であることを知っておいてください。

メンターが見つからない場合はどうする?

メンターとしての資質を持つ人がどうしても見つからない場合があるでしょう。また、そもそも人員不足で対応できない場合もあると思います(←新人や若手に対して構う暇がないという別の問題をはらんでいるように感じますが…)。

このような場合は、メンターを外部に依頼することも考えてみる必要があるでしょう。

【参考】根性論者は不適任です

指導者の中には、根性論を振りかざして力で何とかしようとする人がいますが、そのような方は資質として不適任だといえます。なぜなら、本人の指導力不足を相手の努力不足のせいにすり替えていると考えられるからです。実質的に何もしていないのが分かるでしょう。

物事の本質を理解している人であれば、言葉で具体的かつ論理的に説明できます。叱咤激励はタイミングによっては必要ですが、何でもかんでも根性論を唱える人は不適任ですので、ご注意いただきたいと思います。

まとめ

ここまで、メンターとは何かお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

メンターとは良き指導者という意味で、現代社会においては新人や若手を成長させるために重要な存在となりつつあります。特別なスキルは必要ないものの、仕事に関する一通りの知識や経験、さらには精神面をサポートできる能力が欲しいところです。

また、相手の気持ちを読み取ったり傾聴したりする対人能力も重要です。他には、相手に伝わりやすくするための説明能力も大切でしょう。このようなスキルを持った先輩社員が、新人や若手を指導することで成長を促せるのです。

ですが、適任者を探すのは意外に難しいと思います。技術面は分かりやすいとしても対人能力は評価しづらいからです。そのような時は、EQPIなどの検査を活用して数値化すると、判断基準にしやすくなるでしょう。

ぜひ、メンターの重要性をご理解いただき、新人や若手の育成に注力いただければ幸いです。

以上、メンターとは何か、 知っておくべき5つのポイントをご紹介しました。

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