EQマネジメント力の４構成から、自分理解について説明します。読者対象は、自分理解という構成要素について知りたい方です。どのような構成要素なのか、さらに細分化される発揮行動についても分かりやすく解説しています。
EQマネジメント力の、自分理解を知る意味とは？
「EQマネジメント力の自分理解とは何だろうか？」と疑問を持たれたために、あなたはこちらのページをご覧になれていると思います。簡単にご紹介すると、自分理解は「EQマネジメント力の４構成」に属する要素の一つです。
「自分理解」はさらに細分化されており、３つの発揮行動に分けられます。つまり、発揮行動をまとめて一言で表しているともいえるでしょう。したがって、この細分化された３つの発揮行動について知れば、自分理解の全容が分かるわけです。
そこで、EQマネジメント力の４構成の一角である自分理解について、発揮行動とともに詳しくご紹介していきましょう。
EQマネジメント力、自分理解のポイントを５つご紹介！
それでは、EQマネジメント力の４構成の一つである自分理解をご紹介します。５つのポイントに分けましたので、ぜひ最後までしっかり目を通してください。
自分理解とは何か？
EQマネジメント力の自分理解は、『自分の気持ちを感じ取り深く理解する』と定義されている構成要素です。もう少し詳しく説明すると、「意識的に自分の気持ちを感じて受け容れ、感じ方や捉え方の癖を知り、その気持ちに至った原因を考える」となります。
ここから分かるのは、自分理解がさらに３つの要素に分けられることです。
- 意識的に自分の気持ちを感じて受け容れる・・・自分認識
- 感じ方や捉え方の癖を知る・・・・・・・・・・癖認識
- その気持ちに至った原因を考える・・・・・・・原因分析
それぞれ「自分認識」「癖認識」「原因分析」と呼ばれており、これら３つの要素について知ると『自分理解』が分かるわけです。したがって、これら３つをまとめた総称が自分理解であるということなんですね。
では、その３要素とはどのようなものであるのか、詳しく見ていきましょう。
自分理解を構成する３つの要素とは？
続いて、自分理解を構成する３つの要素についてご紹介します。これらの要素は発揮行動と呼ばれていますので、この機会にぜひ覚えてください（発揮行動は、EQマネジメント力全体でみると全部で１２あります）。
自分認識
自分認識は、「自分自身が感じている気持ちをありのままに感じ、自覚し、知る」という発揮行動で、まずは自分の心を知る最も基本的なEQです。
さらに詳しい説明は、以下のページでご覧いただけます。
癖認識
癖認識は、「自分の気持ちの感じ方、捉え方の癖を知る」という発揮行動で、自身の気持ちの特徴を知るEQです。
さらに詳しい説明は、以下のページでご覧いただけます。
原因分析
原因分析は、「今の気持ちの原因を考え、分析する」という発揮行動で、先の２つの発揮行動を踏まえたうえで、自身の気持ちを分析し理解するEQです。
さらに詳しい説明は、以下のページでご覧いただけます。
自分理解の位置づけとは？
自分理解は、その名前の通り自分のことを指していますので、『自分軸・受信』という位置づけになります。わかりやすく言うと、「自分の心について情報収集する」となるでしょう。ですので、心を自分軸で受信しているとなるわけです。
上記以外にも、「他者軸・受信」「自分軸・発信」「他者軸・発信」があります。これら3つと合わせて、EQマネジメント力の４構成となります。
まとめ
自分理解は、自分の気持ちを理解する能力のことであることが、お判りいただけたのではないでしょうか。「自分の気持ちぐらいわかるでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外なことに自分の気持ちをよく分かっていない方が少なくないんです。
EQマネジメント力において、自分を知るということはとても重要な力です。なぜなら、まずは自分を知らなければ他者の気持ちが理解しづらいからです。逆に言うと、他者の気持ちが分からない人は、自分の気持ちが分かっていない可能性があるといえます。
ところで、EQマネジメント力は４構成ですので、これ以外にも３つの構成要素があります。その他の要素にも目を通していたければ、より理解が深まりますのでお勧めですよ。EQマネジメント力において、自分を知ることが大切であることを忘れないでください。
以上、EQマネジメント力４構成の１つである、自分理解についてお話ししました。
