EQマネジメント力とは何かをご説明します。読者対象は、EQマネジメント力の内容について詳しく知りたい方です。基本的な内容を説明しただけでなく、4つの構成要素と12の発揮行動についても詳しく解説しています。
なぜEQマネジメント力は、発揮行動の理解が重要なのか?
「EQマネジメント力とは何だろうか?」と疑問を持たれている方は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか。EQマネジメント力を一言で簡単に表すと、「実際に発揮される能力や行動の総称」です。なので、それ一つだけで何かを表しているわけではないんです。
例えば、「あなたはEQマネジメント力が高いですね」というような使い方をしますが、具体的に何か特定の能力を指しているわけではありませんよね。では、何をまとめているのかというと、4構成12発揮行動と呼ばれるものを総称しているんです。
そこで、EQマネジメント力について理解するために、4構成12発揮行動についてご紹介していこうと思います。
EQマネジメント力の、構成と発揮行動について紹介します!
それでは、EQマネジメント力について4構成12発揮行動をご紹介します。
EQマネジメント力の4構成12発揮行動とは?
EQマネジメント力は、まず4構成に分類されます。具体的には「自分理解」「他者理解」「自分活用」「関係構築」の4つです。さらに12発揮行動というものがあり、3つずつそれぞれの構成に属しています。つまり、発揮行動が実際のEQマネジメント力となるわけです。
ところで、EQマネジメントの4構成には以下のような関係性があります。
対自分 | 対他者 | |
---|---|---|
理解(受信) | 自分理解 | 他者理解 |
マネジメント(発信) | 自分活用 | 関係構築 |
このように「自分と他者、受信と発信」という属性があります。検査を受検すると、物ごとを自分軸で考えるのか他者軸で考えるのか、受診が多いのか発信が多いのかが見えるようになるのです。つまり、EQの発揮状況が分かるわけですね。
続いて、EQマネジメント力の4構成と12発揮行動をご紹介しましょう。
それぞれ詳細に説明したページのリンクを貼ってあります。興味がわいたものがあれば、ぜひクリックして目を通してみてください。
1.自分理解【構成】
自分理解は、EQマネジメント力4構成の一つで、自分の気持ちの理解に関する要素です。
自分理解【発揮行動】
自分理解に関連する発揮行動は、以下の3つです。
2.他者理解【構成】
他者理解は、EQマネジメント力4構成の一つで、他者の気持ちの理解に関する要素です。
他者理解【発揮行動】
他者理解に関連する発揮行動は、以下の3つです。
3.自分活用【構成】
自分活用は、EQマネジメント力4構成の一つで、自分の気持ちを創り出し行動に移すことに関する要素です。
自分活用【発揮行動】
自分活用に関連する発揮行動は、以下の3つです。
4.関係構築【構成】
関係構築は、EQマネジメント力4構成の一つで、他者の気持ちに働きかけて関係を構築することに関する要素です。
関係構築【発揮行動】
関係構築に関連する発揮行動は、以下の3つです。
まとめ
ここまでEQマネジメント力について説明してきましたが、具体的にどのようなものであるのかがお判りいただけたのではないでしょうか。
EQは12の発揮行動によって成り立っていますが、それを4つの構成(自分理解・他者理解・自分活用・関係構築)に分類していました。これらをバランスよく、そしてなるべく高くすることができれば、「EQマネジメント力が高い」となるわけです。
そもそもEQは対人能力を示していますので、自身の感情コントロールだけでなく、相手(場)の気持ちや空気を感じ取る力も必要です。そして、その感情に合わせて上手に行動することができると、他者と円滑にコミュニケーションが図れるようになります。
このように、EQマネジメント力は4構成12発揮行動を知ることが、ポイントであることを忘れないでください。
以上、EQマネジメント力とは何かご紹介しました。